13日はティラーソン国務長官更迭、後任に北朝鮮・イラン強硬派ポンペイオCIA長官が就くことが伝わると、リスク回避となりました。
NY市場序盤は米2月消費者物価指数が+0.2%(予想+0.2%)、コア+0.2%(予想+0.2%)、前年比+2.2%(予想+2.2% )、コア前年比+1.8%(予想+1.8%)となり、インフレ圧力が高まっていない事が確認されると、ゴルディロックス相場への期待からややリスクオンで始まりました。
ドル円は米2月CPI発表前にはショートカバーや予想を上回る見方が多かったのか強含み、発表後は小幅に売られていました。その後ティラーソン国務長官更迭のニュースが伝わると、市場はリスク回避でドルと米国株が売られました。
ティラーソン長官の解任や、ポンペイオCIA長官を後任に充てることは、かねてから言われており、大きな驚きにはなっていません。
むしろ米朝首脳会談へ向かう以前であれば、ポンペイオ氏は北朝鮮・イラン強硬派と見られている事から、緊張が高まったかと思います。
今晩は米2月小売売上高が発表されます。日々多くのニュースが伝わってきますが、ドル円は105-108の狭いレンジ、NYダウは3角持ち合いを形成しており、方向感が出ていないのが実際のところです。
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