15日に発表された米9月消費者物価指数は+0.5%(予想+0.6%)、コア+0.1%(予想+0.2%)、前年比+2.2%(予想+2.3%)、コア前年比+1.7%(予想+1.8%)と小幅に予想を下回りました。米CPIの結果を受け、為替市場はドル売りで反応しています。
その他、米9月小売売上高は+1.6%(予想+1.7%)、除自動車+1.0%(予想+0.9%)、米10月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値101.1(予想95.0)とまちまちの内容で、米CPI以外はあまり材料視されませんでした。
週末に注目をしていた最新10/10時点のIMMポジションは、円ショートが101,419枚へ増加、ユーロロングも98,079枚へ増加しました。ファンダメンタルズ的には来年「ECBはテーパリング開始+日銀は現状維持」ということで円安+ユーロ高で間違いありませんが、ここまでポジションが膨らんでいては、円安やユーロ高が進みにくくなってしまいそうです。
むしろポジションの傾きからは、円高やユーロ安に進みやすいと考えられます。
今週は欧米の経済指標に加えて米地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表が予定されています。また、米韓合同軍事演習と北朝鮮の挑発行動、22日衆議院総選挙が材料になりそうです。
とにかくポジションの傾き過ぎは無視できないレベルまで膨らんでいます。それでは今週も頑張りましょう。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。