
(出所:外為オンライン)
27日の米国株は上昇。S&P500種40ポイント高(+0.74%)、ナスダック総合216ポイント高(+1.26%)でした。為替市場は円安。
4/22時点の投機筋IMM円ロングは177,814枚へ増加し、過去最大を更新。このタイミングでドル円は139.88まで下落し、一旦底打ちしています。
過去最大まで積み上がった円買いポジションを考えると、まだ130円台に定着する力は無さそうです。
4月相場では、トランプ政権の相互関税導入→90日間停止、中国に関税上乗せ→今後は引き下げ、FRB議長の解任を検討→解任しないなど、方針が二転三転して市場が振り回されました。
株と国債とドルが同時に売られるトリプル安が起きると、すぐに態度を軟化させてくるという印象を与えました。
これにより、行き過ぎたリスク回避が巻き戻し、今後は米企業決算と米重要指標へ関心が移りそうです。
日銀は4/30-5/1に金融政策決定会合、FRBは5/6-7にFOMCを開催する予定です。
投資家や中央銀行は、決算や経済指標からトランプ関税の影響を見極めようとしています。
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