(出所:外為オンライン)
26日の米国株は上昇。S&P500種59ポイント高(+1.11%)、ナスダック総合176ポイント高(+1.03%)でした。為替市場はドル安。
米6月PCEデフレーターは、前年同月比2.5%(予想2.5%、前回2.6%)、コア前年同月比2.6%(予想2.5%、前回2.6%)でした。
投機筋IMM円ショートは184,223枚がピークとなり、円買い介入によって急減しています。
7月相場は「本邦当局の円買い介入VS投機筋の円売り」が全てでした。
7/11の円買い介入が、円を売って株を買う円キャリー取引の勢いを削ぐのに最適なタイミングとなり、ドル円は高値から約10円下落しました。
投機筋は本邦当局の意表をつく円買い介入(弱い米CPI直後+161円後半)によって、165円方向への円売りを断念。
ドル円は上に行けないから下攻めに戦略転換せざるを得なかったと思われます。
結局、22年も24年も投機筋は撤退に迫られ、短期的には本邦当局が勝った格好です。
今週は日銀会合、FOMC、為替介入実績、米7月雇用統計など、イベントが目白押しです。
日銀は「利上げを議論する」と報道されており、利上げの有無と、利上げの示唆をするか注目しています。
投機筋IMM円ショートが急減していることや、重要イベントが目白押しなことから、ドル円は乱高下して難解な相場となりそうです。
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