週末に発表された米9月雇用統計は、非農業部門雇用者数13.4万人増(予想18.5万人)、失業率3.7%(予想3.8%)、平均時給・前月比0.3%(予想0.3%)でした。非農業部門雇用者数が予想を下回ったものの、肝心の賃金はしっかりしており、失業率は約49年ぶり低水準まで下落しました。
米10年債利回りは3.231%へ上昇、調達金利上昇によるドル不足が懸念されています。年末のドル不足は毎年恒例ですが、年々厳しさを増しています。これに対し各国の中央銀行がどう対処するのか注目。一方で10/2最新のIMMポジションでは、円ショートが114,046枚へ2週連続で急増、主要通貨に対するドルの買い越しも昨年12月以来の高水準に達しています。
投機筋のドル買い+円売り余力は残っていないと思われます。今週は上海市場が再開となります。米10年債利回りと米国株、上海総合指数の動きに注目したいところです。
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