3日は強い米経済指標を受けドル高が加速しました。ダウは続伸し、NYダウ54ドル高(+0.20%)、ナスダック25ポイント高(+0.32%)でした。米10年債利回りが3.18%台へ上抜けしています。
貿易赤字削減を掲げるトランプ政権にとって、過度なドル高は懸念材料であり、度々FRB利上げや人民元安・ユーロ安に不満を示してきました。今月に入ってもドル高が進行しているものの、今のところ何も言ってきません。このまま11月中間選挙へ向かうのか、それとも何か対策や口先介入をしてくるのか注目しています。
米9月ADP雇用統計23.0万人増(予想18.5万人増)、米9月ISM非製造業景況指数61.6(予想58.0)となり、ISM非製造業景況指数は21年ぶり高水準でした。ファンダメンタルズ面からはドル高が続いていくように見えますが、一方で投機IMMポジションでは円ショートが溜まって来ています。米9月雇用統計に加え、IMMポジションも毎週よく確認して行きます。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。