先週末はインテルやツイッターなど、米ハイテク株が軟調。前日のフェイスブック暴落に続き、ツイッターも20%暴落しました。米ハイテク株は買われ過ぎから決算で暴落したと思われます。今年11月は第二次トランプラリーの可能性があるものの、来年以降は米国株の買い材料は乏しくなりそうです。
FAANG銘柄の成長エンジンも無くなって来そうです。NYダウは76ドル安(-0.30%)、ナスダックは114ポイント安(-1.46%)でした。今週は久しぶりに「日銀」への関心が高まっています。異次元緩和長期化が金融機関に及ぼす副作用に関して議論が始まりそうです。
市場では「政策調整=引き締め」という観測も一部出ているものの、足元の物価が下落基調にあるため、引き締めと受け取られないよう配慮すると思われます。YCCの幅を広げるにしても「副作用への配慮であって引き締めではない」というスタンスになりそうです。仮に日銀が予想外にタカ派姿勢を見せるとすれば、米貿易赤字関連で何らかのプレッシャーがかかっているケースかと思います。何にしても異次元緩和の出口は遠いと見ています。
今週、米7月雇用統計で主だったイベントを通過すると、市場は夏休みムードとなります。商いが薄くなるため、突発的な円高に警戒する時期に入ります。
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