4日は独立記念日のため米国が休場。アジア時間は、米中貿易戦争懸念から上海総合指数が27ポイント安(-1.0%)、欧米時間は大きな動きはありませんでした。6日発動に注目が集まっている対中関税に関して、時差の関係から中国が先に関税を発動との一部報道がありました。中国財政省はこれを否定しています。
ユーロはECB関係者の話として、来年12月の利上げでは遅過ぎるとの見解が示されました。ECBは6月会合にて来年夏ごろまで利上げしない方針を示しており、市場コンセンサスを来年秋に持っていく狙いがあると見られます。連日発表された英6月製造業購買担当者景気指数(PMI)、6月建設業購買担当者景気指数(PMI)、6月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は、すべて予想を上回りポンドが買われました。
その他、トルコリラは6月消費者物価指数(CPI)15.39%を受け、悪いインフレ加速懸念から売られました。市場は6日の米雇用統計、対中貿易関税がどうなるか不透明なため、両イベントの結果待ちとなっています。まずはイベント結果と値動きを確認したいところです。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。