今週の金融市場は主だったテーマがありません。米国の利上げペースは年3.5回というコンセンサスから加速せず、ドル高も一服しています。
直近の賃金・インフレ指標から、年4回というムードが高まらなかったため、米株価は上昇しました。
経済指標は、15日(火)独5月ZEW景気期待指数、米4月小売売上高、18日(金)日4月全国消費者物価指数が発表されます。
為替市場では、ドル金利の上昇で資金流出懸念が高まっている、アルゼンチンペソ・トルコリラの急落が話題となっています。
アルゼンチン当局は、緊急利上げやIMFに支援を要請するなど、対応に苦慮しています。トルコ当局も対策に乗り出しているものの、効いてくるには時間がかかるでしょう。
それでも相場ですから、買い手のストップロスを付けきったり、本腰を入れて対策を講じてから一定の時間が経過すれば、下げ止まってくると見ています。
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