9日のNYダウは330ドル高、為替はドルが上昇しました。2日の米1月雇用統計以降は大幅なリスク回避となり、これまでリスクオンで積み上げられた「株高+円安+ドル安」が逆流しています。
明日以降、徐々にボラティリティが低下してくると思われますが、あと1、2週間は底固めに時間がかかりそうです。株式市場のボラティリティが下がってくるまで、為替市場でも基本的にはリスク回避の圧力(円高+ドル高)が残りそうです。
今年任期切れとなる日銀・黒田総裁は再任される模様。大規模金融緩和の継続は間違いありませんが、市場がテーパリングに対して神経質になっているため、いずれ円高での過剰反応が起きやすい時期が来そうです。
今週は米1月小売売上高や米インフレ関連指標、コインチェックの出金再開、米国株のボラティリティに注目しておきます。
ドル円は108円を割り込んでも、一気に105円を目指すよりは、1円幅程度の上げ下げを繰り返すイメージで見ています。下げたところは買って、戻りを細かく取りたいところです。
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