6日のNYダウは567ドル高、安値(23,778ドル)から1,134ドル値を戻しました。相次ぐ好材料に米金利が急騰し、米国発の大暴落となった今回の出来事は、いわゆる「フラッシュ・クラッシュ」です。
2日の665ドル安が引き金となり、様々なプログラム売買が作動したのかもしれません。今年1月までの株式市場が強かったこともあり、2日のダウが下落する過程で、かなりの押し目買いが入り、買いが膨らんでいたと思われます。
普通に考えれば665ドル安の翌営業日に、特段の材料なく1,500ドル超下げるとは思えません。誰もが予想外の展開になると、強制ロスカットの嵐(買いポジションの損切り=大量の売り)になり、様々なプログラムも作動し、フラッシュ・クラッシュとなります。
結局ダウは先物ベースで23,123ドルまで急落、1/29高値26,702ドルから約3,500ドル下落しました。6日の大きな戻りにより、一旦下げ止まったと見ています。
為替市場は株式市場の大暴落とは連動せず、相変わらずの小動きでした。投資戦略はドル円押し目買い(ストップ108.00)で考えています。
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