12日はイエレンFRB議長議会証言に注目が集まりました。証言は23時~でしたが、証言原稿が伝わってきた21時半に動きが出ました。
全体的に見て「利上げが加速しそうにない」内容。市場もややハト派的との判断からドル円は下落しました。
ただし、バランスシート縮小に関して「比較的早期に開始」を維持しており、タカ派的な証言も混じっていたと思います。結局「ドル売り+米株買い」という反応になりました。
カナダ中銀は利上げを実施(0.50%→0.75%へ)主要国では米国に次ぐ2番目の利上げサイクル入りとなりました。
為替市場は、ポンド・ユーロ・カナダ・豪ドルが強く、利上げ加速は無さそうな米ドルが5番手、円が最後方となっています。基本的には強い(タカ派)通貨が買われ、買われ過ぎたりリスク要因が浮上すると巻き戻すという環境かと思います。
米国株が崩れると本格的な円高になると考えられます。まずは2015年同様、夏枯れの8月に崩れるかどうか注目です。現在のポジションや投資戦略はメルマガでのみ公開中です。
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