12日の米国株は上昇。ファーウェイCFOの保釈、イタリア予算案赤字目標引き下げ、中国製造2025修正観測、米国産大豆の大量購入、米自動車関税引き下げ観測、英メイ首相信任200票で続投など、買い材料が目白押しとなりました。結局、NYダウ157ドル高(+0.64%)、ナスダック66ポイント高(+0.95%)でした。
買い材料が多かった割には上昇する勢いが弱い印象。ドル円は113円前半で小動き、ユーロドルも大きな動きなく1.13台で推移しています。本日は21:45ECB金融政策発表、22:30〜ドラギ総裁会見の予定です。今月で資産買い入れプログラムは終了する見通しですが、景況感の悪化から利上げは遠いというのがコンセンサスになっています。
ECBは「少なくとも2019年夏ごろまで金利を据え置く」を維持しつつ、弱気な景気認識を表明しそうです。欧米当局がともにハト派へ系統し、弱い通貨争いとなりそうです。
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