今週は、月曜日が米英3連休のため休場。週半ば~後半にかけ、重要指標が目白押しとなっています。利上げが予想されているFOMC(6/13-14)を控えて、米重要指標に関心が集まりそうです。
先週末は本邦CPIが総務省から発表されました。現在、もっとも正確に物価の実態を表していると思われる、消費者物価指数(生鮮食品及びエネルギーを除く総合)は0.0%と、デフレではないがデフレ寸前という結果でした。将来これがマイナスに転落し、マイナス幅を拡大してしまったり、恒常的にマイナス圏で推移するようだと、いよいよヘリコプターマネー議論が現実味を帯びてきそうです。議論が出てくるだけでも、円相場は大きな動きになりそうです。
米経済指標は、米4月耐久財受注-0.7%(予想-1.5%)、除輸送用機器-0.4%(予想+0.4%)、米1-3月期GDP・改定値+1.2%(予想+0.9%)、米5月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値97.1(予想97.5)でした。先週は111円台で全く動かなかったドル円ですが、今週後半は少し動きが出るかもしれません。また、北朝鮮が3週連続でミサイル発射実験を行いましたが、市場は無反応でした。
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