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ユーロ上昇、ECB債券買い入れプログラム終了へ!2019年に利上げ開始(金利正常化)の公算大。日銀は出口戦略と消費増税の板挟みか?

20180607トルコリラ円日足チャート
6日のNYダウは346ドル高(+1.40%)、ナスダックは51ポイント高(+0.67%)でした。NYダウは25,000ドル乗せ、ナスダックは3営業日連続で最高値を更新しました。米国は5月の重要指標、直近の株価が絶好調です。為替市場ではプラート専務理事を筆頭にECB当局者から、債券買い入れプログラム終了を示唆する発言が相次ぎました。

6月ECB理事会で本格的に議論を開始、7月ECB理事会にて終了時期を宣言すると思われます。何事も無ければ、2019年はマイナス金利の正常化(利上げ)プロセスに入っていくでしょう。現時点で先進国に追加緩和の方向を向いている中銀はなく、利上げサイクル入りしているか、これから引き締めに入ろうとしているかのどちらかです。

そんななか、日銀だけは2019年消費増税が予定されているため、大きく出遅れそうです。昨日はユーロ円も堅調でしたが、トルコリラ円も上昇しました。トルコ中銀は今晩20:00金融政策発表を予定しており、ショートカバーを誘っています。トルコリラに関しては6/24大統領選も重要イベントになります。エルドアン大統領が再選されれば、またトルコリラ売りが強まりそうです。大統領選の後、少し買い増す方針です。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

伊コンテ首相「ユーロ離脱は考えていない」イタリア国債アタックも散見されたがユーロ下落せず。ECB来週テーパリング終了時期示唆か?

20180606ドル円日足チャート
5日のNYダウは13ドル安(-0.06%)ほぼ変わらず、ナスダックは31ポイント高(+0.41%)2営業日連続で最高値を更新しました。ロンドン時間には一部でイタリア国債売りが再開されたものの、ジュゼッペ・コンテ新首相の「ユーロ離脱は考えていない」発言が伝わると買い戻されています。ユーロに関しては来週ECB理事会を控えており、テーパリング終了時期を示唆するとの一部観測もユーロの下支えになりました。

23:00米5月ISM非製造業景況指数は58.6(予想57.6、前回56.8)予想と前回をともに上回る強い結果となりました。これで5月は雇用統計・ISM製造業景況指数と3つとも強い結果になりました。6/12-13FOMCでの利上げは確実ですが、その後の利上げペースに関心が集まります。これだけ重要指標が強く、ナスダックは史上最高値となれば、年4回の利上げムードが高まるでしょう。

一方でFF金利が2%に達して来ることから、利上げペースを上げることが本当に必要なのか?FRB内部でも意見が分かれそうです。年後半や2019年は市場が期待するほどタカ派には傾かないと予想しています。トレードはドル円もユーロドルも動きにくいと予想して様子を見ています。目先のドル円は、実需とオプション絡みの売買くらいしか無さそうです。イベントでは6/12米朝首脳会談、6/12-13FOMCに注目しています。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

トランプ大統領「雇用統計が楽しみだ」と前代未聞のツイート!実際の米5月雇用統計も強い結果となりドル買い優勢。NYダウ219ドル高。

20180604ドル円週足チャート
1日に発表された米5月雇用統計は、非農業部門雇用者数22.3万人増(予想19.0万人)、失業率3.8%(予想3.9%)、平均時給+0.3%(予想+0.2%)と強い結果でした。今回の雇用統計では、発表前にトランプ大統領がツイッターで「雇用統計が楽しみだ」と前代未聞のツイート。どう考えても、悪い結果と知っていて「楽しみだ」という言葉は使いません。

市場も明らかに良い結果を示唆したと読み取り、このツイートに「ドル買い」で反応しました。実際に発表された米5月雇用統計も強い結果でしたが、事前にドル買いが進んでいたこともあり、反応は限定的になりました。投資家らも米経済の相対的な強さは認識しつつも、極端にドル買いに傾ける気は無いように見えます。

ドル円もユーロドルも、方向感が出ないかもしれません。ドル円はレンジ、ユーロドルは戻り売りがやや優勢かと思いますが、トレードはもう少し材料が揃うのを待ちたいところです。今週はオーストラリアとトルコが金融政策の発表を予定しています。主要通貨と米国株に関しては、投資家も決め打ちしづらい環境だと思います。

今月の為替市場では、6/12-13FOMCが最大の注目材料です。0.25%の利上げは織り込み済み。年内あと1回なのか2回なのかに注目が集まります。市場の期待は2回(年4回)に傾きつつありますが、個人的にはFRBのタカ派トーンは「年後半から弱まっていく」と予想しています。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

トランプ政権EU・カナダ・メキシコに対し鉄鋼25%・アルミニウム10%の追加関税発動!各国の報復表明に市場はリスク回避で反応。

20180601ドル円日足チャート
31日トランプ政権はEU・カナダ・メキシコに対し、鉄鋼25%・アルミニウム10%の追加関税を6/1から発動と発表しました。これまで「適用除外」として交渉を続けてきたわけですが、結局EU・カナダ・メキシコから譲歩を引き出せず発動に至っています。EU・カナダ・メキシコは報復措置を表明、関税をかけ合う貿易戦争に突入してしまいました。

トランプ政権は他にも、知的財産権で中国と、自動車でドイツ・日本ともやり合う構えを見せており、米中間選挙へ向けた貿易戦争激化が懸念されています。トランプ大統領の交渉戦術は「火のないところに煙を立てて交渉材料にしていく手法」に見えます。結局相手が折れず、単なる脅しだったとなっても困るため、発動せざるを得ません。

発動すれば、報復だ!WTO違反だ!と大騒ぎになる。これの繰り返しになりそうです。言葉の応酬までは市場も様子を見ると思われますが、実際に追加関税が発動されてしまうと、企業業績に悪影響が出てくる可能性があります。投資家心理も冷えそうです。

一旦落ち着いたと思ったのですが、この夏は再び米通商問題に注目したいと思います。株式市場では企業業績への影響、為替市場では金融政策への影響を見る必要がありそうです。米株式市場は貿易戦争懸念から、NYダウは251ドル安(-1.02%)、ナスダックは20ポイント安(-0.27%)でした。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

イタリア再び連立政権模索へ回帰!日替わりの政局に振り回されるマーケット。米FRBインフレ加速でも利上げペース上げにくいか?

20180531ユーロドル日足チャート
30日もイタリア政局に振り回される展開となりました。イタリア五つ星運動と同盟は、前日には連立政権を諦め、早ければ7/29にも再選挙実施の方向でした。市場ではイタリアのユーロ離脱(Italexit)懸念が高まり、急激なリスク回避で反応。ところが昨日は一転して連立模索へ回帰しています。ユーロ離脱(Italexit)懸念が後退し、米国株とユーロが急騰。直近下げていた原油価格も上昇しました。

目先はイタリア政局が関心を集めたものの、FRB当局者のスタンスが変化しつつある事も見逃せません。直近FRB当局者からは、インフレのオーバーシュートを容認する姿勢や、利上げ継続に懐疑的な意見が出始めています。「これ以上の利上げが必要なのか?」という心理で金融政策運営を行っていく段階に入っています。おそらくFRBは「利上げに弱腰になってくる」と見ています。

トレードではユーロドルを1.1536で買っていたものの、再選挙の日程を確認しようと一旦閉じたところ、再選挙の見通しが無くなり急騰してしまいました。ユーロの急激な戻りから、売っていた投資家は「踏み上げられた」と考えられます。ユーロドルはユーロだけの事情で動くわけでもなく、米国サイドの金融政策も大きな影響を与えます。FRBの金融政策も忘れずに見ていくべきでしょう。

経済指標は、米5月ADP全国雇用者数17.8万人増(予想19.0万人)、NYダウ306ドル高(+1.26%)、ナスダック65ポイント高(+0.89%)でした。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero